テレビ朝日映像株式会社
<作業軽減でクリエイティブな時間を生み出す>
<業務の属人化防止の効果に期待>
クリエイティブな時間の創出に期待
Q:御社の事業内容を教えてください
当社は、番組の企画制作のほか、あらゆる映像コンテンツの制作、タレント等のマネジメントも含む総合プロダクションの位置付けで事業を行っています。
今、当社が目指しているものは、テレビ朝日グループの成長を牽引するトップクリエイター集団です。制作会社として有能なクリエイターを陸続と輩出していくためにも、特に現場で働く人たちには時間を有効に使って欲しいところです。
必要なことではありますが、やはり紙の書類の整理よりは、クリエイティブなことに専念させてあげられるような環境を作っていきたい。その意味でミラロボRPAには今後の活躍に大きな期待を寄せています。
事務作業の自動化の要請は必然
Q:ミラロボを導入した経緯を教えてください
RPAを意識し出したのは3、4年前ですが、当時はまだRPAに対する理解が社内的にも広がっていませんでした。最近では世間でもRPAの事例が聞かれるようになってきて、ようやく「考えることに使える時間を生み出してくれるもの」だということがわかってきました。
実際に今でも、紙ベースで領収書を管理して、伝票を作成して、判子のリレーが始まるという作業が現場に存在していて、本来の番組の制作ではないところに時間がかかっています。
どこかでRPAによる自動化を始めたいという気持ちはあったので、展示会でミラロボRPAの存在を知って、事務作業の軽減のために導入を決断しました。
負荷の大きい作業での活躍に期待
Q:ミラロボの活用について
台帳の作成において、ただただ数字や項目を打ち込んでいくという作業をミラロボに担ってもらっています。実質月当たり2時間ぐらいの作業が軽減されました。ただ年度末などの時期だとかなり負荷がかかりますので、相当の時間が短縮されるはずです。
人事部門では特に残業の集計が大変で、労務管理などのデータを整理して必要なものを抽出して別の資料に転記したものを共有するといった手数のかかる作業があるんですが、月の集計が終わったと思ったら次の月の集計が始まるようなストレスフルな状況です。
業務の時間的な軽減に加えて精神的な負荷を下げることがRPAによる自動化で実現できると考えていますので、ミラロボに任せられることは今後できるだけ任せたいところです。
RPAが作業の属人化防ぐ役割を担う
Q:ミラロボの存在価値をどこに感じていますか?
RPAで自動化できる作業なら自動化した方がいいのはもちろんですが、ロボットで代わりができるような単純作業でも、事務方にとってはそのことに時間をかけてやり遂げたという達成感があるんですよね。そんな達成感のある仕事だと時間がかかるような作業でも、どんどん属人化してしまいます。
コロナ禍において在宅勤務が行われている中で出社ありきの業務がある場合、属人化することで一部の仕事が滞る可能性があります。属人化を解消したり防いだりする意味でもミラロボの存在価値は大きいと思います。
企業のミッションを達成するために
Q:今後ミラロボをどのように活用したいですか?
まだまだ社内全体にRPAが知れ渡るという環境にはなっていないのが現状で、使い方についても開拓中といったところです。ミラロボを運用できているのは現時点では人事部だけなので、まずは人事部内での成功例を増やしたいと思っています。
それが総務部や経理部に波及して、現場にも少しずつ浸透していく流れにしていきたいですね。そうした事例が、現場での事務作業の軽減に影響していけば、私たちが理想としているトップクリエイターの育成に大きく貢献できるのではないかと考えています。
テレビ朝日映像 株式会社
「ミラロボ利用事例集」
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