G-SZ8EL6ZPC7

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ループ

一つの処理を複数回繰り返し実行したい場合に使用します。

「環境情報コマンド」を使用すると、他のPCで同じシナリオを共有・動作させたい時に、別PCで作成したシナリオをインポートし書き換えることなく動作させることができるようになり、便利です。

指定した回数の分だけ、処理を繰り返す

 

■ 使用するコマンド

繰り返し(回数)
指定した回数の分だけ、繰り返すコマンド。繰り返したい動作をこのコマンド内にドラッグ&ドロップします。

■ シナリオ

メモ帳の1行~5行に順番に1から5の数字を書き込む
メモ帳を起動する
「データの記憶(文字)」コマンドで「数字」というデータ参照IDに1を設定する
「繰り返し(回数)」コマンドに回数5を設定する
「繰り返し(回数)」コマンド内に下記のコマンドを書く
 

・メモ帳に「数字」を書き込む
・「計算結果を記憶」コマンドで、「数字」に1を加える

 

 ある条件になるまで処理を繰り返す

 

■ 使用するコマンド

繰り返し(回数)
無限回動作を繰り返すコマンド内に終了条件と終了条件を満たすまで繰り返したい動作をドラッグ&ドロップする。

■ シナリオ

EXCELのA列の駅名を空白になるまで読み、その内容をメモ帳に記入する
デスクトップの環境情報を記憶する
EXCELを起動する
データ参照ID「行数」に”1”を設定する
ExcelのA1のセル値を取得し、「Aのセル値」に設定する
メモ帳を起動する
メモ帳の画面を記憶する
「繰り返し(回数)」コマンドに無限回数を設定する
「繰り返し(回数)」コマンド内に下記のコマンドを書く

・「文字列比較」コマンドで、終了を判断するためにA列のセル値が空白かどうか比較し、空白の時は、繰り返しを抜け、空白ではないときは処理を行う
・ 空白の時、終了するために「一致したとき」に「繰り返しを抜ける」コマンドを記入する
・空白以外の時、「一致しなかったとき」に下記のコマンドを記入する
   ・A列の該当行のセル値を取得する
   ・メモ帳を最前に移動する
   ・メモ帳に該当行の値を入力する
   ・改行のために「行数」に+1する
   ・A列の次の行のセル値を取得し、「Aのセル値」に設定する
*シナリオを実行する場合は、下記のエクセルファイルをデスクトップに登録してください。
ファイル名:駅名.xlsx

 

 指定した表のデータが終わるまで1件づつ処理を繰り返す

 

■ 使用するコマンド

文字抽出ループ(1行ずつ)
複数行の文字を1行ずつ記憶してループするコマンド。
 

■ シナリオ

EXCELのA列の駅名を読みとり、メモ帳に記入する
デスクトップの環境情報を記憶する
EXCELを起動する
「エクセルのセルをコピー」コマンドで繰り返し読み込むデータをコピーする
「コピー内容を記憶する」コマンドで、読み込むデータのデータ参照IDを「駅名一覧」と設定する
メモ帳を起動する
「文字抽出ループ(1行ずつ)」コマンドで、読み込むデータ参照ID「駅名一覧」と抽出後のデータ参照ID「ライン」を設定する
「文字抽出ループ(1行ずつ)」コマンド内に下記のコマンドを記入する

 

・「キーボード入力(文字)」コマンドで、メモ帳に抽出後のデータ参照ID「ライン」の値を入力する
*シナリオを実行する場合は、下記のエクセルファイルをデスクトップに登録してください。
ファイル名:駅名.xlsx

 

 CSV ファイルを読み込み、1 行ずつ処理を繰り返す

 

■ 使用するコマンド

CSV読込ループ
CSVファイルを読み込み、1 行ずつ処理を繰り返す
 

■ シナリオ

CSVファイルの内容を一件づつメモ帳に記入する
デスクトップの環境情報を記憶する。
CSVファイルを開く。
メモ帳を開く。
「CSV読み込みループ」コマンドで、CSVファイルの保管場所を指定し、参照するデータ参照IDを「カラム1」と設定する。
「CSV読み込みループ」コマンド内に下記のコマンドを記入する。

「キーボード入力(文字)」コマンドで読み込んだ値「カラム1」をメモ帳に記入する
*シナリオを実行する場合は、下記のCSVファイルをデスクトップに登録してください。
ファイル名:駅名.csv

 

 

 指定したフォルダ内のファイルが終わるまで1ファイルづつ処理を繰り返す

 

■ 使用するコマンド

フォルダ>ループ
指定した拡張子のファイルをフォルダからすべて取得し、そのファイル一つ一つに対して繰り返し処理を行う。取得したファイルは順番にデータ参照IDに記憶される。繰り返したい動作をこのコマンド内にドラッグ&ドロップする。
 

■ シナリオ

フォルダ内の .txtファイルを順番に取得して、ファイル名の先頭に日付を付けるシナリオ。
デスクトップの環境情報を記憶する。
「フォルダ内をループ」コマンドで検索するフォルダを指定し、検索したファイルの参照IDを「駅名順」と設定する
「フォルダ内をループ」コマンド内に下記のコマンドを記入する

ファイル名の先頭に「2021」を挿入してファイル名を変更する
*シナリオを実行する場合は、下記のフォルダをデスクトップに登録してください。
フォルダ名:駅名