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環境情報記憶

PC内のファイルやフォルダの場所(パス)を指定する時に便利なコマンドです。
「環境情報コマンド」は、シナリオの中で、シナリオを動作させるPCのPC名やユーザ名、アカウント毎のデータ領域のパスなどの環境情報を取得し、変数(データ参照ID)に記憶させることができますので、以降のシナリオの中で、ファイルやフォルダ操作(開く、作成など)のコマンドの中のパス指定で、この変数(データ参照ID)を使えば、PC環境に依存しない、シナリオを組むことができます。
 
例)
ファイル操作のコマンドを含むシナリオを別のPCでも動作できるように作成したい場合
 

【取得できる環境情報】

PC名
ユーザ名 ※

※ 特に、ログインしたアカウント毎のデータ領域(ユーザプロファイル領域)にある以下のフォルダのパスを、本コマンドで直接取得できますので、便利です。

ユーザプロファイル領域のパス
デスクトップフォルダのパス
ドキュメントフォルダのパス
ダウンロードフォルダのパス

「環境情報コマンド」を使用すると、他のPCで同じシナリオを共有・動作させたい時に、別PCで作成したシナリオをインポートし書き換えることなく動作させることができるようになり、便利です。

環境情報記憶

■ 使用するコマンド: 記憶 > 環境情報(ドキュメント)
シナリオを動作させるPCのユーザーデータ領域内のドキュメントフォルダのパスを、名前(参照ID)を付けて記憶します。

■ シナリオ

環境情報コマンドで取得できる6種類の情報全てに名前を付けて記憶します。
新規のエクセルブックを作成し開きます。
エクセルに記、①で記憶した6種類の環境情報の内容を貼り付けます。
エクセルに「環境情報.xlsx」と名前を付け、環境情報コマンドで取得したドキュメントフォルダの下に保存し、エクセルを閉じます。
④で保存したエクセルブックを、環境情報コマンドで取得したパスを使い、再度開きます。
5秒間表示したのち、エクセルを閉じます。
ドキュメントフォルダの下に保存されているエクセルブック「環境情報.xlsx」を、記憶している環境情報のパスを使い、削除します。
 
※上記のシナリオの流れを画面上で分かりやすく確認できるよう、「タイマー付き続行確認コマンド(左上隅赤マーク)」で、表示させています。

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